深夜の六本木ヒルズで、先行封切りの「スパイダーマン2」を見た。前作を上回る出来で、非常に満足している。
ストーリーについて今明かすのは良くないので伏せておくが、等身大のヒーローが、自らの能力と責務と、そしてそれに相反する自身の生活上や恋愛の苦悩との狭間で揺れる姿が非常に分かりやすく描かれていた。今回は、多くの(それぞれがリンクせず、至る所での)人々が、彼のメンターとなり、心の痛みを救う様がとても感動的だった。単純だが、激しいアクションだけに終わらせない、ストレートなメッセージがあるのだ。
と、余韻に浸りながらエスカレーターをおりていると、いかにも悪そうな(失礼)不適な面構えをした若者とすれ違った。
どこかで見た顔と思いきや、K1-MAXで最近売り出し中の山本”KID”徳郁。彼女らしき若い女性と、なんとなく怪しい(これも失礼)男性との3人組。ほんと、僕は格闘家とよく出くわすものだ。
Vespaで土曜の夜らしい、混んだ道を気分よく帰った。7月らしからぬ梅雨寒?めいた冷気が気持ちよく、アクセルを握る手がとても軽い。先日思い切って購入した、CK(カルバン・クライン)の羊革のライダースも期待以上に滑らかで、更に気分を高揚させてくれる。ああ、なんだか意味は無いが、今日はいい夜だ。
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